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企画の売り込み

出版社が企画を求める時期とタイミング

投稿日:2014年2月28日 更新日:

ごく稀に企画内容よりも納期優先で企画が決まることがあります。

実は、それには出版社側の事情があるのです。

 

出版社は、一ヶ月の刊行点数がだいたい決まっています。

その決まった点数で取次ぎの棚を抑えるため、刊行点数が少なくなると、取次ぎの棚が空いてしまい、棚を埋めることが利益につながる取次ぎにご迷惑をおかけすることになります。

ご迷惑をかけると、いろいろなコトが起こります。

(あまり詳細にはかけませんが…)

 

したがって、出版社はその刊行点数を維持するのに必死になります。

 

そのため、時に内容よりも点数維持のために納期を優先することがあるのです。

そうはいっても、どんな本でも良いわけではありませんが…。

 

一般的には、平均刊行点数の上下10%までは許容範囲と言われています。

つまり、月に10冊以上刊行している出版社は、1冊ぐらい減っても問題は少ないのですが、月に5冊以下しか刊行していない出版社は、その数字を維持するのに大変な苦労をされているのです。

なので、小さい出版社に企画を売り込むと、運がよければ簡単に企画は通ることになります。

 

もちろん、その場合は納期優先なので、短納期で仕上げる筆力が必要になりますので、先に原稿があった方が良いかもしれません。

逆に納期優先で通った企画が、締め切りを守れなかった場合、延期ではなく、中止になることもありますので、注意しましょう。

 

また、こういった出版社の事情がありますので、はじめて本をかかれる方については、通常の場合でも、信頼できる方なのかはかなり重要視しています。

メールのレスポンスや携帯電話に出るかどうか、状況の確認ができる範囲に住んでいるか、約束は守ってくれそうか…など、企画以外の部分も見られていることを意識したほうが良いと思います。

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